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遠藤製餡のこだわり
遠藤製餡のもの作りへの心がけ
私共の工場では、原料の輸送・搬入・保管から製造工程、そして商品の品質管理まで、徹底的な生産体制により、「安全」「安心」「おいしさ」「健やかさ」を主眼とした、お客様に愛される商品づくりに努めています。
ENDOは、1984年あんこの「低糖化」路線に切り替え健康志向を目指しました。糖度を低くするということは、それだけ厳しい鮮度管理が要求されます。そのために、生産計画のローテーションを徹底させることで、高鮮度の商品供給を実現させています。また、甘さを控えた「健やかさ」と「おいしさ」の両方を追求し、不要な灰汁(アク)だけを除去し、あずき本来の旨味を残せる独自の製法技術の開発にも成功しています。
2000年にはあずきの栽培から生産に至るまで業界でいち早く「有機JAS」の認定を受け、さらに製餡業としては初めてとなる品質管理の国際基準“ISO9001”も2001年に取得し、新たに食品安全に特化した国際基準“FSSC2200”を2019年に取得しました。原料の調達から商品の安全性に関して、努力を日々続けております。
それは安全・安心・おいしさ・健やかさを皆様の食卓へお届けするというENDOの使命の証でもあります。
商品開発をする上で心がけているのは「どうすればお客様に喜んでもらえる商品がつくれるか」ということ。何度も試作を繰り返すうちに、開発員として「おいしい」と思うものが出来上がることはあります。しかし、それと消費者の舌に広く受け入れられる味とは往々にして異なることも。また、どんなに美味しくてもコストに見合わず、生産をあきらめることもあります。”市場におけるニーズと開発品が商品に成り得るのか”という検証は、決して怠りません。
また、私たちは「開発者」であると同時に、味を一から創造していく「職人」ではなくてはならないと心掛けています。モットーは”豊富な知識・情報とこだわりをもつこと”。こうした取り組みで一人でも多くのお客様に喜んでいただける商品をお届けできれば幸いです。
そして試行錯誤を繰り返し、多くのハードルを越えて産声をあげた「商品」がヒットした時の達成感は何ものにもかえ難くやり甲斐になります。
品質管理は、安全で安心できる商品をつくる上での「生命線」です。それだけに社会への責任感と緊張感をもった最新の管理作業を心掛けています。”最高の材料を使って、最高の品質をつくる”という目標を達成するために、出荷段階での品質管理はもとより、原材料の産地状況情報を収集し、情報を管理することにも尽力しています。
最近では、消費者の方から時折寄せられるご質問やご意見に触れるにつけ、食品への関心の高さとその情報量の多さには目を見張るものがあります。「商品」となる以上、それは高品質で安全であって当然です。
ENDOとして所員一人ひとりが「自覚」「誇り」「責務」を以て、たゆまぬ研究心と情報管理の拡充に基づく品質管理の徹底に努めること。それが品質管理者としてあるべき姿だと考えます。これが延いては消費者の方々に真の「安全・安心」のご提供に繋がることと考え、一同より一層の協調・連携をし、様々な角度からの品質管理を追求していく所存です。